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献上柄 クラッチ風数奇屋バッグ - サヌイ織物 -

献上柄 クラッチ風数奇屋バッグ - サヌイ織物 -
シックなグレー地に白の華皿と独鈷の献上柄が映える生地で製作したクラッチバッグやポーチ、数奇屋袋として使うことができる便利なバッグ。ご祝儀袋の入る、横長のフォルムがおしゃれな雰囲気です。
※全国配送料無料

※撮影=中村 淳 掲載=『美しいキモノ』秋号№265

- サヌイ織物 -
伝統とは、革新の連続のうえに成り立つ礎であると。

自然の木々や山々に目を向けると、そこに昨日と同じ今日はありません。
明日はさらに違う風景になっているでしょう。
森羅万象、この世は少しずつですが、変化を繰り返しています。
博多織もまた然り。日々進化を遂げていたからこそ、長い歴史を紡いでこられました。

思えば、博多という都市は古くから国内外の文化が集まる商都です。
博多織の世界でも、先人たちは常に新しい考えや技術を取り入れ、開発、工夫や改良、発明を繰り返し、最高峰と呼ばれる織物を生み出してきました。

つまり、革新の積み重ねこそが伝統をつくるのです。



博多織の製造に携わる今、私たちは過去から本当に受け継ぐべきものは10%と考えます。
それは、先人に対する感謝の気持ちであり、博多織を愛していただける皆様への感謝の気持ち。
そして、最高の織物を織り続けるための技術と知識、
常に向上心を持って新しいものづくりにチャレンジを続ける精神です。

残りの90%は時代とともに見直し、変えていかなければなりません。
それは、古い商いの習慣や業界全体の体質、骨董品のような古い設備、和装業界から抜け出せない考え方です。

なぜなら、いつの時代でも、博多織は“最高”な高級織物であったのです。

新しくてお洒落、粋でカッコイイ。
いつの時代でも常に必要とされた“勝負”できる生地。
多くのお客様からそう思われ、求められてきたから博多織は生き抜いてこられた。

このニーズの本質を忘れてはいけません。



ライフスタイルの変化により、確かに着物を着る人は少なくなりました。
けれども、だから博多織が衰退したのではありません。
今の時代でも、革新への意欲を胸にチャレンジを続け、
時代が求める最高の織物を提供し続けられたなら、
きっと博多織の可能性はまだまだ広がる。
そして、博多織の真の伝統は次代へ受け継がれていく。

革新なくして、伝統なし。

この想いが博多織に明るい未来をもたらすのだと、
私たちサヌイ織物は確信しています。

※商品は9月5日以降に発送いたします

- HP -
http://sanui-orimono.co.jp/

※こちらの商品は、お客様ご自身でお仕立をお願いいたします。お仕立てをご希望の方は別途お問い合わせください
¥8,640 SOLD OUT

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